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側弯症で座った後に背中がつらい方へ|1分・室内歩きセルフケア

「テレビを見た後、立ち上がると背中が伸ばしにくい」

「読書や手芸の後は、最初の数歩をゆっくり歩きたくなる」

「車から降りた直後だけ、腰や背中が固まったように感じる」

このようなことはありませんか?

側弯症がある方の中には、座っている最中よりも、立ち上がった直後や歩き始めに背中や腰のつらさを感じる方がいます。

ただし、それだけで「側弯症が原因」と決めることはできません。

座っていた時間やその日の疲労、股関節や膝の動き、立ち上がり方、普段の活動量など、いくつかの要素が関係している場合があります。

今回ご紹介するのは、背骨を強く伸ばしたり、身体を左右へ倒したりする方法ではありません。

座った後にすぐ大きく身体を伸ばさず、30秒~1分ほど室内をゆっくり歩くセルフケアです。

この記事では、側弯症がある方が座った後につらさを感じるときに確認したいこと、1分でできる室内歩き、注意点について分かりやすく解説します。

このようなお悩みはありませんか?

側弯症がある方でも、つらくなる場面は一人ひとり違います。

特に「座った後」に、次のようなことはありませんか?

・テレビの後、立つと背中が伸ばしにくい

・読書や手芸の後、最初の数歩がぎこちない

・車から降りた直後に腰が重く感じる

・立ち上がってすぐは身体を起こしにくい

・少し歩くと動きやすく感じることがある

・座っていた時間が長い日は立ち始めが気になる

まずは「座っているとき」だけではなく、立った直後に何が気になるのかを確認してみましょう。

座った後の立ち上がりでつらさを感じる背景

座った後の背中や腰のつらさを、一つの原因だけで説明することはできません。

立ち上がると身体の使い方が大きく変わる

座っている状態から立つときは、股関節や膝を動かしながら身体を持ち上げます。

さらに、立った後は身体を支えながら歩き始めます。

この切り替わりの場面で、背中や腰のつらさを感じる方もいます。

座っていた姿勢から急に身体を伸ばしている

立ち上がった直後に、

「背中を伸ばさなければ」

「まっすぐ立たなければ」

と急に身体を起こそうとすると、かえってつらさを感じる方もいます。

側弯症があるからといって、立った瞬間に身体を左右対称へ整える必要はありません。

股関節や膝の動きも関係することがあります

立ち上がりや歩き始めでは、背骨だけでなく股関節や膝も使います。

そのため、背中だけを見るのではなく、立つ・歩くという一連の動作で身体を確認することが大切です。

その日の疲れ方でも違います

同じ椅子に同じ時間座っていても、毎日同じようにつらくなるとは限りません。

歩いた距離、家事の量、睡眠、前日の疲労などによって、立ち上がったときの感じ方が変わることもあります。

座った後は「伸ばす」より、まず数歩動いてみる

座った後に背中や腰が重いと、

「まず背中をしっかり伸ばそう」

と考える方もいます。

しかし、いきなり大きく伸ばさなくても構いません。

今回の考え方は、

長く座った後に立つ

↓

背中や腰が伸ばしにくく感じる

↓

すぐに大きく伸ばそうとしない

↓

まず短い距離をゆっくり歩いてみる

というものです。

目的は、背骨をまっすぐにすることではありません。

また、歩けば側弯症そのものが変わるという意味でもありません。

「立った直後に無理に身体を整えようとせず、最初の数歩をゆっくり使う」

ことが今回のセルフケアの中心です。

 

座った後に立つ

↓

背中や腰が伸ばしにくい

↓

大きく伸ばさない

↓

最初の数歩をゆっくり歩く

という4段階で示します。

1分でできる|室内歩きセルフケア

特別な道具は必要ありません。

椅子から安全に立てる方であれば、自宅の部屋や廊下で行えます。

 

① 立つ前に足元を確認する

まず、椅子の前に物がないことを確認します。

ラグの段差や電気コードなど、つまずきやすい物がある場所は避けてください。

必要であれば、肘掛けや安定した机を使える場所で行います。

 

② 急がずゆっくり立つ

両足を床につけ、必要であれば肘掛けや安定した場所へ手を添えます。

勢いをつけず、ゆっくり立ち上がります。

立ったらすぐに歩き出さず、ふらつきがないか一度確認してください。

 

③ 最初の数歩をゆっくり歩く

部屋や廊下を、普段の歩幅でゆっくり歩きます。

大股にする必要はありません。

背筋を無理に伸ばしたり、身体を左右どちらかへ修正したりせず、自然な歩幅で進みます。

「まず5~10歩」くらいからでも十分です。

 

④ 30秒~1分で終える

歩けそうであれば、そのまま30秒~1分ほど室内を歩きます。

長く歩くことが目的ではありません。

終わったら椅子へ戻り、位置を確認してからゆっくり座ります。

テレビ、読書、手芸、車での移動など、長く座った後に1回から試してみてください。

セルフケアを行うときのポイント

・立った直後に背中を大きく反らさない

・痛みを我慢して歩かない

・大股で歩かない

・姿勢を無理に左右対称へ整えない

・ふらつきや強い痛みが出たら中止する

今回の方法は、歩行訓練ではありません。

また、「たくさん歩けばよい」というものでもありません。

立った直後の身体を急いで動かさず、最初の数歩をゆっくり使う方法として考えてください。

このような場合はセルフケアを控えてください

1分の室内歩きは、座った後の最初の動きを急がないための一つの方法です。

しかし、

・10~20分座るだけでも強い痛みが出る

・以前より座っていられる時間が短くなった

・立ち上がるたびに強い痛みが出る

・最初の数歩だけでなく歩き続けてもつらい

・脚のしびれや力の入りにくさがある

・夜間も痛みで目が覚める

・日常生活でできないことが増えている

といった場合は、セルフケアだけでは対応しにくい背景があることもあります。

成人の側弯症では、背骨のカーブだけでなく、年齢に伴う関節や椎間板の変化などが重なっている場合もあります。

症状が長く続く場合や、以前とは違う変化が出ている場合は、自己判断で運動だけを続けず、医療機関で状態を確認してもらうことも検討してください。

このような場合はセルフケアだけでは対応しにくいことがあります

1分の室内歩きは、座った後の最初の動きを急がないための一つの方法です。

しかし、

・10~20分座るだけでも強い痛みが出る

・以前より座っていられる時間が短くなった

・立ち上がるたびに強い痛みが出る

・最初の数歩だけでなく歩き続けてもつらい

・脚のしびれや力の入りにくさがある

・夜間も痛みで目が覚める

・日常生活でできないことが増えている

といった場合は、セルフケアだけでは対応しにくい背景があることもあります。

成人の側弯症では、背骨のカーブだけでなく、年齢に伴う関節や椎間板の変化などが重なっている場合もあります。

症状が長く続く場合や、以前とは違う変化が出ている場合は、自己判断で運動だけを続けず、医療機関で状態を確認してもらうことも検討してください。

当院で大切にしていること

アクティベーター(矯正器具)でゆがみ矯正

広島市佐伯区五日市のカイロプラクティックレギュレーターでは、側弯症がある方から「座った後に背中がつらい」とご相談を受けた場合、背骨の形だけで判断することはありません。

どのくらい座ると気になるのか、テレビ・読書・車の移動など、どの場面でつらいのか、立った瞬間なのか、最初の数歩なのか、その後も続くのかまで伺います。

そのうえで、姿勢、骨格、筋肉、関節だけでなく、骨盤、股関節、立ち上がり、歩行など身体全体の動きを確認します。

施術では、一人ひとりの状態に合わせ、必要に応じてアクティベーターを使用した身体への負担に配慮した方法を取り入れています。

また、「左右を揃えて座りましょう」と一つの姿勢を押しつけるのではなく、座った後の立ち方や動き始めなど、その方が実際に困っている場面に合わせたセルフケアを考えます。

16年間の臨床経験と福祉・介護現場での経験を生かし、年齢や側弯症という名前だけで身体の悩みを判断しないことを大切にしています。

※当院では側弯症の診断、コブ角の評価、背骨のカーブを変える医療的な治療は行っていません。必要な場合は医療機関での確認を優先していただきます。

まとめ

側弯症がある方の中には、座っている最中ではなく、立ち上がった直後や最初の数歩で背中や腰のつらさを感じる方もいます。

その背景は、背骨のカーブだけで決まるものではありません。

今回紹介した室内歩きは、

ゆっくり立つ

↓

ふらつきを確認する

↓

最初の数歩をゆっくり歩く

↓

30秒~1分で終える

というシンプルなセルフケアです。

背骨を矯正するためではなく、立った直後に無理に身体を伸ばさず、動き始めをゆっくり使うことが目的です。

強い痛みやしびれ、急な歩きにくさなどがある場合は無理に行わず、医療機関への相談を優先してください。

座った後の背中や腰のつらさが続いている方へ

セルフケアを試しても、立ち上がった直後や歩き始めのつらさが続く場合は、一人で抱え込まずご相談ください。

カイロプラクティックレギュレーターでは、側弯症による背骨の形だけではなく、座っている時間、立ち上がり、最初の数歩、歩行、姿勢、骨格、筋肉、関節、生活背景まで確認し、一人ひとりの状態に合わせた対応を大切にしています。

よくあるご質問

側弯症があると、座った後に背中が痛くなりやすいですか?

すべての方に起こるわけではありません。側弯症の状態だけでなく、座っていた時間、立ち上がり方、股関節や膝の動き、疲労などが重なって、立った直後につらさを感じる場合があります。

座った後は背中を伸ばした方がよいですか?

必ず大きく伸ばす必要はありません。立った直後に強く反らすとつらい方もいます。まず姿勢を急いで整えず、最初の数歩をゆっくり歩いてみる方法もあります。

1分歩けば側弯症が良くなりますか?

今回の室内歩きは、側弯症を治したり背骨のカーブを変えたりする方法ではありません。座った後の動き始めを急がず、身体を小さく動かすためのセルフケアです。

著者情報

監修・執筆:吉田 賢史

カイロプラクター/社会福祉士/精神保健福祉士/介護福祉士/介護支援専門員

カイロプラクティック レギュレーター院長

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